『つきあかり~癒やしのゆらめき』

『つきあかり~癒やしのゆらめき』

☆ゆらめく満月、お部屋にホッと癒やしの月が灯るライトスタンドです。

☆お月さまのライトは月面が再現されていて、まるで本物の月のように見えます。

☆木工房 ころんが生み出したスタンドは、浮遊感が絶妙にバランスする形状です。

☆木のぬくもりと香り、そして柔らかな明かりが癒やしのひとときをつくります。

☆スタンドは美しさと強度に優れた栃木県日光産の木材を使っています。

もしよければ、ページ下部の「誕生ストーリー」の御覧ください。

お月さまのライトは品質の良さに定評がある『匠の誠品 LunaPrimal®』を使用しています。類似品が安くで買えるのですが圧倒的に品質としてはこちらの方が良いので、こちらをオススメします。

そして木工房ころんではこの製品を吊るすための加工を施しています。

この製品はリモコン操作、色調整・明るさ調整で地球から見える月の姿を自由に再現できます。
昇ったばかりの赤みがかった月、天頂で真っ白な光を降り下ろす月、朧月の黄色い月。
奇抜な色ではなく、心に染み入った月のイメージがしっかり再現されているといえます。

充電式なので、月を灯すときはコードレスにしましょう。空に浮かぶ月の浮遊感を存分に楽しめます。

とても素敵な月のライトです。

木工房ころんが試行錯誤を重ねて生み出したスタンドです。

試行錯誤で生まれてきたなめらかな曲線は、月の大きさと絶妙なバランスを保つことで月の浮遊感を最大限に引き出せるようにしました。

また、このスタンドの特徴として、木の木目や節が美しく、それもまた月の浮遊感を生み出すのに一役かっています。

素材は主に栃木県日光山系の杉を用いています。美しく強度に優れた日光杉だからこその魅力があります。また、パイン集成材や国産杉、国産欅で製作したバリエーションもあります。

『つきあかり~癒やしのゆらめき』誕生ストーリー

つきあかり誕生まで(長文です、すいません・・・)

最初の出会いはお月さまのライト『匠の誠品 LunaPrimal®をプレゼントとしていただいたことでした。
月面が精密に再現され色や明るさをリモコンで調節できる、とても魅力的なものでした。
ただ…ただ…何かが違う、違和感がある。それを探ると、ああ、そういうことか、と。

お月さまのライトは四角い木枠に置いて飾る、つまり地べたの上に置くのが販売されている標準の仕様でした。月が常に地べたに居座っている。これが違和感の正体でした。もちろん、これはこれでとても良くできている品なので欠陥とかそういうものではありません。私なりに “さらに” を追求をしてみた結果です。

地球から月を見上げると、月は空にあり浮いているように見えます。日々、時間を変えて空に現れ、満月から半月、三日月から新月、そして再び満月へと姿を変える月を、我々は常に一点に固定されたものではなく浮遊しているものとして認識しています。つまり浮遊感が全くないのが違和感の原因である…と。

そうなると、このお月さまを吊るしてみたくなります。充電式という製品の仕様も幸いして吊るして灯すことが容易にできました。まずは釣り糸でお月さまを巻いて、天井からぶら下げてみました。悪くない、悪くないんだけど…やっぱり何かが違う。

浮遊感とは何から芽生える感覚なのか。

人の感覚というものには絶対と相対があります。例えば皮膚感覚で熱いというのは絶対的な感覚。それに対して今日は暑いね、というのは相対感覚。何かと比較して捉える感覚です。浮遊感も何かと比較しているから生まれてくる相対感覚。月の場合、地上の景色や星空あるいは雲といった対象物があってこそ得られる浮遊感を私たちは知らず知らずのうちに認識しているのです。月の浮遊感を強く生み出すためには月の相対が必要である。イラストで月と雲がセットで描かれるように、浮遊感を生み出す相対を作ってあげればいい。

『つきあかり~癒やしのゆらめき』の基本コンセプトがこれでまとまりました。あとは試行錯誤して作ればいいだけです。2022年1月、たまたまこの時期にパイン集成材をたくさん頂いたこともあり気兼ねなく試作を重ねることができたのは幸いでした。最初の試作品は…すごくダサい形状。でも方向性は確認できたので、形状をブラッシュアップすれば行ける!!!と。それにしてもダサい(笑)

その後は試行錯誤を重ねます。設計図、加工方法の検討と実用化、作っては壊しを繰り返します。

こうして『つきあかり~癒やしのゆらめき』の形状がまとまり、製品として提供できる品質にたどりつたのをきっかけに、2022年2月22日、木工房ころん(木侶音)として工房が立ち上がったのでした。

以上、『つきあかり~癒やしのゆらめき』が誕生するまでのストーリーでした。実はこうしてつきあかりを作っている中で『ひのあかり~癒やしのきらめき』の構想も膨らんでいたのですが、そちらの話はひのあかりの商品説明の中で書きたいと思います。